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WYSIWYG型という便利さがもたらす罠。

ブログサービスにおいて、WYSIWYG型エディターの採用によって生じるリスクについての文章。

WEBデザイン_::発見録::_ | WYSIWYG型がブログをダメにする?

本来の文章構造を無視した色の指定や文字サイズの変更を行う事によって生じるリスク、特にテンプレートの意図するデザインを無意識に壊してしまう事によって発生するユーザビリティ上の問題を指摘している。

記事中では主に晴眼者の場合に発生する問題について触れられているが、同様の事は視覚障碍者の読者の場合にも発生するように思う。強調する部分を大きい文字にしたり色をつけたりする事は晴眼者には一見わかりやすいように思えるが、視覚障碍者が音声読み上げソフトを使って参照した場合には色やサイズ指定までは把握できないのではないだろうか。

またこれはユーザビリティの話題ではないが、WYSIWYG型でフォントサイズや色の変更をやたらに行う文章を書く事で生じるのは読者の側に与える影響だけではないということにも触れられている。

文章の世界で強調を行おうとする場合には文体を変えることで強調したり何らかの隠喩を使うなどいろいろな工夫が存在するが、色に頼ったブログを書いているとこういった工夫をせずとも強調した文章を書いた気になってしまう。文意を読む限りでは強調した部分はないとしても、だ。その意味では書き手の文章力そのものにも影響を与えるという意見はもっともだと思う。

もっとも、これはテキストエディタとワープロソフトの比較でも同様のことは昔からあるわけで、昔からPCを使いこなしてきた人にとっては当たり前すぎる話ではあるのだが。

WYSIWYG型という便利さがもたらす罠に引っかからない為に、作り手や書き手によるより一層の気配りが必要になっていくのは便利さゆえの必然なのだろう。逆にいえば、そういったバランスに配慮をしさえすれば、WYSIWYGは書き手の力強い見方になってくれるに違いない。

関連:ココログスタッフからのお知らせルーム: リッチテキストエディタが搭載されました!

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