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ココログのテンプレートから見える、各種ブラウザへの対応度

古河建純 インターネットBlogがデザインを新しいテンプレートのものにしたらしいのだが、Windows2000SP4環境下のFirefox1.0で見ると犬の絵が半分ほど隠れてしまう。正確にはフォントサイズをかなり大きくすれば犬の姿は出てくるのだが、いささか大きすぎる。フォントサイズに関係なく犬の姿が見えるようにならないものだろうか。犬好きの人間としては切にお願いしたい。

ところで、ココログはFirefoxへの対応度ではWeblogサービスの中でも割と良い方に分類されると思うのだが、それでもこういうことが起きるというのはどうしてなのだろうか。おそらくコンテンツ作成側の事情というものに関係しているのだろう。

ここ1~2年、市場でのブラウザのシェアはWindows OS上のInternet Explorerがその8~9割ほどを占めてきた。コンテンツ作成者も市場シェアに合わせておけば文句をいってくる人の割合は少なくて済むので、あとは過去にブラウザ戦争を繰り広げたNetscapeの旧バージョンを多少フォローしておけばよかった。が、最近のFirefoxの登場でシェアの割合が急激に変わりつつあるため、そうもいっていられなくなってきた。

Internet Explorerでの表示を優先するというのは市場における「現在のシェアのみ」を考えれば当たり前である。だが、本家サイトで見られる変化やNDO::Weblogの記事で指摘されているような状況がおきつつある以上、デファクトスタンダードなブラウザであるInternet Explorerを優先する方法では早晩修正にばかり時間を取られる事になるのではないか。

NDOの記事へのコメントで「WEBスタンダード準拠のサイトを作る場合はまず準拠しているブラウザで最適化するのが重要」といったことが指摘されている。また、先にIE優先でコンテンツを作成してしまうよりもWEBスタンダードに準拠したブラウザで最適化してからInternetExplorerでも綺麗に表示されるように修正した方が結果的に工数が少なくて済むのでは、といった提言も他所で目にしたりする。つまり、今までのやり方では上手くいかなくなりますよ、という事なのだろう。

公的な分野でも、経産省が調達ガイドライン作成の中で「IEでしか読めないページ,Windowsでしか使えないシステムは不適」(IT Pro ニュース)と述べるなど、世の中の方向性も明らかに変わりつつある。ちなみに、Mac版のInternet Explorerは既にサポート期間が終了している。こういったことも上のような動きに少なからず影響を与えているのではないかと思う。

そういう空気が当たり前になりつつあるのであれば、大手プロバイダのサービスといえども調達ガイドラインと同じ方向に動くのが自然というものではないだろうか。既にgooなどではオープンソース・ソフトウェアへの対応を積極的に推進する動きも起きている。健全な競争を生み出す意味でも、また事業者側のリスクを減らす意味でも、特定の環境に依存しないよう、提供サービス全体での対応見直しをお願いしたい。

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