ブラウザ競争、北風よりも太陽を
「Internet Explorer 使用者を皮肉に啓蒙」から始まった「IEは窓から投げ捨てられるべきか」論争について。
一連の議論に対する感想として口の悪い言い方をさせてもらえば、「こいつらアホちゃうか」である。あまりに本末転倒ではないだろうか。こういう運動は「InternetExplorerを使ってサイトを訪れた人がMozillaを使ってみようという気を無くすための運動」としか思えない。一番恐ろしいのはこの議論を見たMozilla未使用者が「Mozillaを使う人にはこういう馬鹿らしい事が正しいと思う人が多いのなら、同じソフトを使えば自分も同種の人間だと思われるから使うのを止めよう」となることだ。多勢が見て楽しいと感じられない運動など、シェアを増やすためにはすべきではない。
ウェブ標準化プロジェクトの参加者にも楽しそうなイヤガラセ計画などと書いている人がいるようだが、本当にウェブ標準化を進めるつもりならばばかげた運動は止めた方がよい。
RSSリーダーで巡回していたり、Bulkfeeds SearchでMozillaをキーワードにして検索したりした人がこのような議論を見れば、彼らがその後Mozillaを使うようになるかどうかは明らかであろう。また、Mozilla未使用者だけでなく、Mozillaを使い始めたばかりの人が使うのを止めるきっかけになるということも理解できていないのではないだろうか。
マーケティングにおいて「北風と太陽」のどちらを選択すべきかというのは自明の理である。そして悪評は良い噂の百倍の速度で広がる、ということを忘れてはならない。
その意味で、この運動の賛同者は以前にWeb標準化MLで紹介されたInfoperience - 嫌われない評価レポートの書き方を見直してみることをお薦めする。自らのコミュニティで紹介された良い方法を自ら無視する必要などないのだから。
※「Mozilla de 太陽政策」に続く。
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